こだわりの天然木
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こだわりの天然木を使用することで、耐久性と美しさを兼ね備えた施工を実現しています。
お客様に長く愛される外構やデッキを提供するために、最高品質の素材を選び、細部にまでこだわった仕上げをお約束します。
ウリン(別名ビリアン)とはWhat is Urin?
世界最強・最硬レベルの木材で、天然木のウッドデッキに最適です。
インドネシアではウリン、マレーシアではビリアンと呼ばれるこの木材は、日本の四季に対応できる耐久性と安定性を持っています。
耐水性、耐腐朽性に優れ、虫害に対する抵抗力も非常に強いこの木材は、ポリフェノールを豊富に含み、ほぼメンテナンスなしで長期間使用頂ける最高の樹種です。
加工までの流れflow
- ◆ウリンの立木
- ◆ウリンの切り株
- ◆ウリンの丸太
- ◆丸太から加工された原盤
- ◆原盤からの加工作業
- ◆製品化された商品
伐採された木材はどうなのでしょうか?伐採された木材は枝葉が切り落とされ、地中から水分吸収ができないため、光エネルギーを吸収しても成長はしません。
この伐採された丸太が製材され、最終的に各商品に仕上げられます。丸太が製材され、製品化される過程で、必ずと言っていいほど端材がでます。
端材とは規格に合わない物、すなわち最終的に焼却処理される物となります。
では、木材が焼却処理された祭、なぜ二酸化炭素が排出されるのでしょうか。・・・?
そこで、「炭素貯蔵機能」を知ることが大切なのです。
伐採前の木材は二酸化炭素を吸収して光エネルギーと水でブドウ糖、酸素が作られます。
ブドウ糖が木材に吸収された後、木材の中には炭素が蓄積されます。
この蓄積された炭素が焼却処理された際、酸素と結びつき二酸化炭素となるのです。
C + CO2 = CO2
だから、木材を燃やすと二酸化炭素が排出されるのです。
そこで、焼却処理せず、利材活用されたウリン材ではどのくらいの効果があるのでしょうか?
全乾密度がわかれば計算が出来ます。ウリン材の全密度は0.93t/㎥、1立方あたり木材の重量は930㎏となります。このうち50%が炭素量になるため、
1立方のウリン材の製品に465㎏の炭素が貯蔵されていると考えられます。炭素の分子量が12に対し、二酸化炭素の分子量が44であることを考慮(44/12)し、
1立方あたり約1,705㎏の二酸化炭素が貯蔵されている事になり、「1.7t – CO2/㎥」と表示します。
【参考までに】
杉の場合は全乾密度0.34t/㎥ 0.62t – CO2/㎥
杉の場合は全乾密度0.37t/㎥ 0.68t – CO2/㎥
特長Features
自然木そのままでも耐久性が高いことで防腐塗料などが不要です。
炭素の固定化により温暖化防止にも役立つと言われています。
硬質材で密度が極めて高く非常にきめ細やかで美しく仕上がります。 また、設置直後はキレイな飴色を呈し、経年変化でより美しい高級感あるシルバーグレーへと姿を変えます。 約1年かけて色の変化を楽しめます。
高硬材であり、原産地では海中での使用が可能である最高の木材として水上家屋を支える水中部分の足組や桟橋などとして古くから使われています。 設置後、数十年経過したも柵や杭も今もなおその姿をとどめており現地では鉄より勝る耐久性について数多くの報告がされています。
薬剤処理なしで、シロアリに侵されず木材を腐らす腐朽菌にも非常に高い耐抗生を併せ持ち且つ、フナクイムシに対しても抵抗性がある為、水中、海中で使用できる唯一の木材として知られています。
同様のハードウッドに比べ、ねじれ、割れは比較的少なく、寸法安定性に優れ直射日光下で使用されても反りも少なく抑えられています。 よって、多くの人が行き交う公共施設やテーマパークなどでも使用されることが多く、コスパにも優れており、デッキ材に最適な樹種です。
当社が取り扱うウリンは、全て政府認可の合法木材です。
成熟した森林から木材を調達することで、CO2吸収の再活性化を図り、地球温暖化の抑制に貢献しています。
また、樹脂デッキと比較して、製造時のCO2排出量が大幅に少なく、環境への配慮がされています。これにより、SDGs(持続可能な開発目標)にも対応しています。
2024年10月2日 インドネシア・ボルネオ島で3本、ウリンを植樹しました。